僕は、先輩から合コンに誘われて出会った女性と付き合い始めました。
ここでは、仮に芳子としておきましょう。
その芳子は、見た目は清楚系の美人で、まさに僕のタイプでした。
合コン中でも、僕が少し飲みすぎてしんどそうにしている時に、おしぼりと水を持ってきてくれたりなど、優しい一面もありました。
そうして、僕と芳子は付き合う様になり、デートを繰り返すようになりました。
付き合い始めのころは、なんてできた女性なんだという思いでしたが、だんだんと一緒に過ごす時間が増えてくる中で、それまで見えていなかった芳子の二面性に気づいてしまいました。
一言で言うと、それは、「メンヘラ」です。
僕は、商社に勤めており、残業時間もかなり多く、毎日23時頃まで仕事をしているというのが当たり前でした。
しかし、芳子は、どれだけ僕の帰りが遅くなろうと、「今日はなんで会えない?」と毎日聞いてくるのです。
僕は、きっと商社は出会いも多いし、モテるから心配しているのだろうなと思っていました。
でもそうではなくて、会えないと死んでしまうという言葉まで投げつけてくるようになったのです。
そうして、僕はいつか別れようと思い、結婚しようと言われても答えを先延ばしにしていきました。
すると、その素振りに気づいた彼女は、ある日僕が残業から帰ってくると、包丁を持って、
「この婚姻届に今すぐサインしてくれないなら、あなたを殺して私も死ぬ」
と言い出したのです。
それまで1年も付き合い続けていた事もあり、芳子の押しに負けて、サインをしてしまいました。
そのとき、区役所に婚姻届を持って行くときに、「自分の人生が終わってしまった」という思いが掠めました。
そうして始まった結婚生活でしたが、やはり曖昧な気持ちのまま結婚してしまったので後悔してきました。
徐々に気持ちが離れていき、国内・海外出張もわざと長く出張先にステイするなどして、出来る限り一緒にいる時間を減らそうと心がけました。
そんなある日、珍しく早く家に帰る事が出来たのですが、いつもなら、彼女は料理を作って待っているはずが、いませんでした。
おそるおそる寝室に入ると、別の男と芳子が寝ていたのです。
僕は怒ることなく、その場で写真に収め、「この家から出て行ってほしい、今から君の両親にもこのことを話す」と言いました。
芳子は「あなたが私にかまってくれないからこうなったの。」と言いましたが、僕は、やっと離婚出来るという嬉しい気持ちでいっぱいになっていました。
そうして、知り合いの弁護士の調停の元、ようやく離婚に至る事が出来ました。
自分の妻が寝取られていたのにもかかわらず、何の感情も湧かなかった事に、自分でも不思議な気持ちでした。
こういう女を選んでしまった、という妙な責任感まで出てきてしまいましたので、慰謝料も取らず、ただただ離婚するだけになりました。
もちろん、僕への一切のコンタクトを遮断するべく、連絡してきた場合には、裁判を起こし慰謝料を取るという事まで離婚調停で確認を取りましたが。
そうして、晴れて、メンヘラ女と別れる事が出来、僕は今第二の人生を歩んでいます。
婚活市場にリエントリーしたからと言ってもあのメンヘラ女から逃げられて心底ほっとしています。
合コンでは意外とバツイチはウケますので、これからは本当に自分が好きな人と一緒になれる日を目指して、毎日を生きていこうと思っています。
まさにこのケースでは、離婚したいとチャンスをうかがっていた夫に、メンヘラ妻が不貞を見せつけチャンスを与えてくれたことになりますね。
付き合っているときと結婚してからって、人は良くも悪くも変わるもの。
もしも、「この人、合わない。離婚したい」と思ったら、相手の素行調査をして証拠を取ってスムーズに離婚するのも、一つの手ですよ。
人生は一度きりしかないんですから…
また、話合いができない相手には、第三者(弁護士や、親)を通して「法的に通告」するのが一番です。
っていうか、それ以外の手はないです。
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花の命は短いですよ。
気に食わない相手と過ごす時間はもったいないです。経験者だから、わかります。
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