ある日を境に主人の携帯が夜の時間帯によく鳴る様になってきました。
夫に聞いてみるとその当事勤めていたマッサージ店の女性店長からとのことでした。
仕事の件だと言われ、着信の名前を見せてもらったら、確かにオンナ店長からの着信となっていました。
でも、それなら営業時間にでも済む打合せだと思いピーンときたんです。
ある日電車で通っている仕事場に連絡無しで迎えに行きました。
主人がお世話になっているので相手の顔を知っていたし、話をしたこともあったのでどの人が女店長か認識できました。
店舗の入っているビルの中の、主人からは見えないところから見張っていました。
そうしたら…
仕事が終ってビルの中央階段を、女店長と主人が体を寄せ合って降りてくるのを目撃しました。
そこで、さりげなく「時間が出来たので迎えに来たと」いって、二人の前に出たら手をつないでいたようで思わず離して、さっーと離れたのを見逃しませんでした。
何気ない顔で「いつもお世話になっています」と私にあいさつする店長。
「こちらこそお世話になってありがとうございます。主人が個人的にも大変お世話になっているようで手までつないでいただき。。。」
と言ってやりました。
常日頃から、気の強い店長として周りに思われているその女が、
「見つかったならちょうどいいわ」
と言い返してきました。
普段から気の弱い主人の方は、真っ青な顔をして、その店長に「なにを言ってるの」と小さい声で言うのが精一杯でした。
「あ、そうちょうど明日定休日だよね、当然私たちの家も知っていると思うんで家にきて下さい」と言って、主人を車にのせて帰りました。
家に帰る途中も「違うんだ、違うんだ」と否定する主人の言い訳に返事もせず、一言も口をきかず翌日を迎えました。
そして翌日を迎えることとなりました。
主人の会社の慰安旅行でのスナップ写真でも、いつも必ず寄り添っている店長の写真や、夜携帯が鳴った回数をメモしたものを用意することも忘れませんでした。
あの女が図々しくもやってきました。
リビングで直接対決の始まりです。
「で、いつからこうなの」と冷静に問いただしたら、
・主人のことが好きで好きでしょうがない。
・慰安旅行の時に打ち明けて既に体の関係もある。
・私の方が貴女に比べて何倍も彼を幸せにできる
と勝気そうにのたまったんです。
正直、「この女はなんなんだ!」と思いました。
いったい主人のことをどれだけ知っているのかと思い、ここで初めて腹が煮えくりかえるような気になりました。
しゃべるだけしゃべらせてから逆襲を始めました。
まず、主人の気持ちはどうなんだということも問い詰めました。
主人としては「ぐいぐい押されて、別れると仕事もダメになるかと思って、とめられなかった」とだけか細い声をしぼりだしただけでした。
私は「絶対別れない」
「会社に報告して主人を今日づけで仕事から辞めさせるので電話する」
「あなた(女店長)が認めたので慰藉料も請求する」ことなどをタンタンと話しました。
証拠もあるといってメモや写真などを見せて、
「うちの主人の職がなくなることだけではなく、貴女も辞めさせるように会社に直談判に必ず行く」と追い詰めました。
更に「そんなに好きなら今すぐこうしなさい!」といい、包丁を見せて
「一緒になれないならこの包丁でこの人を刺して、自分も死ぬ覚悟があるか」と迫ってやりました。
できないなら親御さんの所へ今すぐ一緒に行ってこのことを全て話すので好きな選択をしなさいと追い討ちをかけました。
その途端ブルブルと振るえだした彼女を見て、「覚悟のない不倫などするんじゃない」と一喝してやりました。
「人の家庭を壊すような女は絶対許さないから覚悟しなさい」と追い出しました。
あわてて、帰る店長に「今から会社に電話するので、これで済むとは思わないで下さい」と抑揚の無い冷たい声で投げつけ、ドアを出る前に目の前で会社に電話してやりました。
結局、会社としても彼女に事実確認をしたうえで会社を辞めさせ、うちの主人には残って欲しいと電話がありました。
知名度のある会社なので「公にだけはしないでほしい」という言葉が許せませんでした。
主人にも会社をやめさせて新しい職につけさせました。
「今後このような事があったら、親族、兄弟全てに話しそれ相当の見返りを必ず用意させる」という誓約書を夫に書かせました。
それから主人は私には頭が上がらず現在まで離婚せずきました。
その後この店長は、実家を出て一人暮らしをしながらどこかのマッサージ店にいると噂で聞きましたが、それ以来一切の連絡をしてきませんでした。
浮気はちょっとしたことが原因でいつでも起こりうるものです。
普段と違うなと感じたら、よくご主人の行動や話す言葉をチェックしてみてください。
早めに手を打つことで解消する手立ても多いものです。
・休日出勤が増えた
・帰る時間が遅い日が続いている
・急に行動が変わった
といったことでも、逃さずにメモをつけておくこと。
私のように突然会社へ出向いてみることも浮気しているかどうかの把握にもなりえます。
Aさんのようにうまく証拠がつかめれば…
しかも相手も素直に認めれば興信所は必要ありません。
でも、大概の場合は、証拠隠滅、不倫相手の情報はとことん消そうとしますよね。
一度、こちらが勘づいていることが分かったら、隠ぺい工作するのは間違いありません。
その前に…確実に不貞の証拠をつかみましょう。
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