私と妻は同期入社、独身だった頃の妻は会社一と言われるほど美人でした。
結婚から20年も経てば人は変わるもの、現在の妻には美人だった頃の面影はありません。
昔は同僚に「仲が良いな」と言われていた私達夫婦。
20年も一緒に居ると話すネタは無くなり、家に居ても夫婦の会話は全く無い。
夫婦の関係は変わっても同僚から言われるのは「お前は変わらないな」ってこと。
私がずっと変わらないのは「女好き」なこと。
妻とは距離を置く、私の楽しみは部下の女性と親しくなることだった。
私と新入社員では年齢が親子ほど離れているのですが、中にはオジサン好きもおり、私と不倫関係にあったのが同じ部署で働いていたA子24歳。
A子は特別美人というわけではないのです。
でも、人懐っこい性格のため、彼女を取引先に連れて行くと喜ばれるため、出張には彼女も同伴してもらうことが多くなりました。
宿泊するのは会社が指定するビジネスホテル。
長年利用しているとホテルスタッフ以外に宿泊者とも顔馴染み。
私が親子ほど歳が離れているA子とホテルのレストランで食事をしていると、顔馴染みからは
「もしかして不倫相手?」
私、「違うよ彼女は僕の部下、そうだよな?」
A子、「はい、私はただの部下、ねえ部長(笑)」
と、答える。
私は不倫を疑われた顔馴染みの宿泊者に部屋のカギを見せると、A子もその宿泊者に自分の部屋のカギを見せ、別々の部屋を取っていることをアピール。
顔馴染みの宿泊者が私とA子のことを不倫と疑うのも仕方がなかった。
なぜなら、私もA子もホテルの浴衣に着替えてからレストランを利用していたから。
他の宿泊者はサラリーマンのためネクタイを外していてもワイシャツは着ている。
一方、ホテルの浴衣を着ている私とA子はシャワーも浴びているため髪は乱れ、メイクを落とした彼女はスッピン。
妻のスッピンは見られたものではないのですが、親子ほど歳が離れたA子のスッピンは年齢より幼く見え男心をくすぐられる。
このビジネスホテルが会社の指定になっているのは、男性と女性とでフロアが分かれているから。
夕食を終えた私とA子は部屋に戻るためにエレベーターを使うのですが、エレベーターの扉が閉まるとA子は私にキスを求めてくる。
このキスは「お休みなさい」の意味、不倫関係にある私達がキスをして別れたのは、夕食前に既にエッチをしていたから。
エレベーターを先に降りたのは私。
私はエレベーターの扉が完全に閉まるまで彼女に手を振ると、扉のステンレスに映っていたのは中年らしき女性。
私が降りたのは男性専用のフロア、そこに女性客がいるのは可怪しい・・・
掃除のオバチャンなら白衣を着ているのですが、中年らしき女性は私服でしかも見覚えのある洋服。
見覚えのある?
あの洋服は妻も着ていたような記憶がある。
しかし、私が宿泊しているのは自宅から数百キロ離れたビジネスホテル、こんなところに妻がいるわけがない。
しかし、目の前にいるのは、何処からどう見ても私の妻。
日頃の私達は互いに避ける冷めた夫婦関係、にもかかわらず私は自ら妻に
「こんなところで何をしているの?」
その時の妻は至って冷静、
妻、「貴方はここで何をしているの?」
私、「仕事に決まっているだろ」
妻、「本当に?」
私、「本当だよ」
妻、「だったら部屋に入っても良い?」
私、「ダメだよ、このフロアは男性専用だから」
妻、「これを見てくれる」
妻に見せられたのは利用しているビジネスホテルの利用規約。
そこには男性専用のフロアでも家族であれば女性でも入室可能なことが書いてありました。
それを見せられたら、部屋に入れるしかない。
部屋のドアを開けた私はドッキドキ。
なぜなら、1時間ほど前まで私はA子とエッチをしていたから。
部屋に入った私は、日頃は絶対に言わない
「何か飲む?」
日頃絶対に言われないセリフに女の感が働いたのか、妻は部屋をチェック。
妻、「これは何?」
妻が発見したのは洗面所のゴミ箱にあったウェットティッシュ。
私は捨てていないのですが、部屋は1人で利用していることになっているため
私、「書類に付いたインクを拭いたの」
妻が持って来たウェットティッシュには、A子が拭いたと思われる口紅などのメイクが付いていたのですが、何とか誤魔化せた。
エッチをした後のためベッドシーツはシワだらけ。
しかし、私が何も言わなければ妻にはバレない、と思っていたのですが
妻、「これは何?」
見せられたのは見覚えのあるモノ。
しかし、答えようがない、なぜなら、それは使用済みのコンドームだったから。
私、「・・・」
妻、「貴方、部下のA子と付き合っているでしょ?」
私、「付き合ってないよ」
妻、「だったらこれ(使用済みのコンドーム)は何?」
私、「俺が1人で使ったんだよ」
言った私でさえ可笑しなことを言っていると気付いているのですから、妻が納得するわけがない。
沈黙が5分ほど続いた時に、誰かが部屋のドアを「コンコン」と叩く。
私は誰が叩いてるのか検討が付いているのですが、私が利用しているのは男性専用のフロア。
妻、「出れば?」
私、「・・・」
妻、「私が出ても良いの?」
良いも悪いもない
私、「・・・」
妻がドアを開けると、廊下に居たのは浴衣の胸元を大きく広げたA子。
A子は一瞬部屋を間違えたと思ったのですが、部屋の中には私がいる。
私と目があったA子は私に
「部長、この人だれ?」
それくらい分かるだろと思ったのですが、妻がいる前では言えない。
すると
妻、「アナタこそどなた?」
A子、「部長、このオバサン怖い」
マズイ、妻はかつて会社一の美人と言われた自負がある、その妻にオバサンはマズイ。
妻、「私が誰だか分からないの?」
A子、「オバサンに知り合いはいません」
2度もオバサンと言われブチギレた妻はA子に強烈なビンタ。
親にでさえ殴られたことのないA子は私に抱きつき、
「部長、助けて」
そうは言われても、助けて欲しいのは私のほう。
A子にビンタをした妻は何も言わず部屋から出て行きました。
ドアの鍵を掛けたA子は私に、
「誰なの、あのオバサン?」と聞くA子。
それを聞いて、ようやくA子がアホだったことに私は気付きました。
翌日、出張先から直で会社に行くと、あるはずのA子のデスクがない。
それに気付いたA子は号泣。
妻は私の元同僚、妻が入社出来たのはコネがあったから。
私の不倫相手であるA子を解雇したのは妻の叔父。
その人は会社のお偉いさんで私の上司でもある。
私の気掛かりは、誰が妻にA子のことをチクったのか?
かつて同僚に言われたのは「お前は変わらないな」
その同僚なら私が女好きであることを知っているため、妻にチクったかもしれない。
その同僚は私と妻と同期入社組。
ということは妻とその同僚が繋がっていてもおかしくない。
やはりその同僚が一番怪しい。
しかし、その同僚の奥さんは、私の妻の後輩、ということは同僚の奥さんがチクったかもしれない。
でも、一番怪しいのは解雇までした上司(妻の叔父さん)、怪しいとは思っても上司には何も聞けない。
叔父さんなら、身内が悲しむようなことをチクるだろうか?
そう考えると叔父さんではないかもしれない。
誰なんだ妻に不倫をチクったのは?
妻とは、あれから一言も話していないから離婚の話にもならない。
妻と話をしないのは不倫が発覚する前からなのですが、現在は妻のことが怖くて話が出来ない。
A子同様に、毎朝、出社すると自分のデスクが無くなっているかもしれないと思うと、出社するのも怖いです。
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読んでいただけましたか?
どれだけ男性が身勝手に浮気してるか…

妻は昔は美人だったのに、今は見る影もないから浮気してる。
オレは、昔から女好きで、いまは親子ほどの年の部下と浮気してる。
妻はコネ入社でオレは部長。
とか・・・
ありえないでしょ。
実はこちらの奥さまは、着々と離婚への準備を始められているんです。
こちらでね⇒総合探偵社AMUSE
この日も、調査員が3人張り付いていました。
が、夫のあまりのやりたい放題さに、つい奥様も憤慨されて表に出てしまったのですね。
でも、まだこの不倫夫は気が付いていません。
A子をクビにしたのが、ほんの序奏に過ぎないことを…
もう正式な調査書が整って今頃反撃を開始されていることと思いますよ。
アナタも、いつまでもやられっぱなしでいるのは、もう、やめませんか?
信頼できる探偵事務所に無料相談、してみませんか?
↓ ↓ ↓ アナタの直感、当たってます。残念ながら…
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